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幼なじみの甲子さんと乙子さんが、2人で香港に行きました。
裏町の怪しげな洋服店に乙子さんが気に入った服があったので試着してみようと、更衣室に入りました。
甲子さんはずっと待っているのですが、乙子さんはなかなか出てきません。
不安になって更衣室のカーテンを開けてみると、乙子さんは消えてしまっていたのです!
甲子さんはすぐさま店員に問い詰めるのですが、言葉の壁は厚く適当にあしらわれてしまいました。
そして1年後、香港に出張で来たある日本の商社マンが、酔っ払った勢いで
現地の友達に怪しいお店に連れていってもらいました。そこで、見たのはなんと……。
両手、両足を切断され、しかも妊娠しているらしく、おなかも膨れていてその姿はまるでだるまのような女性。
すでに精神に異常をきたした東洋系の女性でした。
現地の友達はこう説明します。
「こいつは、なんども逃げようとするから、逃げられないようにこうしてやったんだ。それに、このてのが好きな客もけっこういるんだぜ。あんたもためしにどうだい?」
商社マンはさすがに酔いがさめます。
そして、意味をなさない彼女のうわごとが何と日本語であるのを知るのです。
彼女の両親は、商社マンからの話を聴いて渡航し、自宅を売り払った金で香港の顔役にわたりをつけ、なんとか彼女を日本に連れかえったそうです。
今でも彼女は、国内のある地方の病院で生きているといいます……。