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軍政批判デモで衝突、２人死亡＝首都など、７００人超負傷－エジプト
【エルサレム時事】エジプトの首都カイロ中心部にあるタハリール広場で１９日、
ムバラク政権崩壊後の暫定統治を行う軍最高評議会に対し、
早期の民政移管を求めるデモ隊と警官隊が衝突し、１人が死亡、約７５０人が負傷した。
また、北部アレクサンドリアでも同様の衝突で２０日、１人が死亡したことを当局が確認した。
ＡＦＰ通信が伝えた。
エジプトでは、ムバラク政権崩壊後初の選挙となる人民議会選挙が２８日から行われる予定。
衝突が拡大すれば、選挙日程にも影響を及ぼしかねない。
タハリール広場では１８日、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団支持者らを中心に
数万人規模のデモが行われた。
その後、一部が夜通し座り込みを続け、１９日朝になって警官隊が排除を開始した。
群衆は「タンタウィ（軍最高評議会議長）を打倒せよ」「われわれは戦い続ける」と叫び抵抗。
ゴム弾や催涙弾を発射する警官隊に対し、デモ隊も警察車両に火を放つなどして衝突が激化した。
（2011/11/20-12:58）
時事通信
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