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ストロスカーン前IMF専務理事、仏女性の暴行未遂でも不起訴に
2011年10月14日 11:31 発信地:パリ/フランス
【10月14日 AFP】仏検察当局は13日、
仏女性作家トリスタン・バノン(Tristane Banon)氏(32)が
国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)前専務理事から
性的暴行を受けそうになったとして告訴した事件で、
「時効の成立」を理由に不起訴処分にしたと発表した。
バノン氏は、2003年にストロスカーン氏から性的暴行を受けそうになったと主張していた。
ストロスカーン氏はキスをしようとしたことは認めており、
パリ検察当局はわいせつ行為があったと認定したが、強姦未遂で立件する証拠は不十分と判断。
フランスの法律ではわいせつ行為の公訴時効は3年であることから、不起訴処分とすると決めた。
ストロスカーン氏の弁護人は、検察の決定を認めた上で
「彼(ストロスカーン氏)は何の暴力も振るっていない。
彼女にキスをしようとしたが断られたので、強要せず彼女をそのまま行かせた」と主張した。
一方、バノン氏は既に、不起訴となった場合は私人訴追手続きを取ると表明している。
同氏の弁護人は、検察の決定について
「満足はできないが、バノン氏にとっては5か月に及ぶ闘いの末の初めての勝利であり、
彼女の主張が作り事などではないとはっきり示した」と述べた。
(c)AFP/Jacques Clement
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【仏国/米国】起訴取り下げのストロスカーン前IMF専務理事、フランスに帰国[11/09/04]
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