11/09/23 13:45:27.50
イラン大統領演説に抗議退席
9月23日 9時32分
ニューヨークで開かれている国連総会で、イランのアフマディネジャド大統領は
「欧米諸国は、資源の獲得のために他国に軍事介入を行っている」などと演説し、
これに抗議してアメリカやEU各国の代表団が会場から退席する事態となりました。
アフマディネジャド大統領は、22日、ニューヨークの国連総会で、演説を行いました。
この中で、アフマディネジャド大統領は、
貧富の格差などの国際社会の問題は欧米諸国に起因しているなどと指摘したうえで、
「彼らは資源獲得のために軍事介入を行って、他の国々を弱体化させている。NATOの爆撃で民主化は実現できるのだろうか」
と述べ、対立しているアメリカなどを激しく批判しました。
さらにアフマディネジャド大統領は、10年前の同時多発テロ事件は、アメリカによる陰謀だとする持論を主張し、
「中東地域の支配をもくろんでアフガニスタンやイラクを攻撃するために、同時多発テロを口実として利用した」と述べて、
批判を繰り返しました。
これに対し、アメリカやEU各国の代表団は大統領の演説に抗議し、会場から次々と退席する事態となりました。
アフマディネジャド大統領は、毎年、各国の首脳が集まる国連総会で、アメリカなどを強く批判しており、
反米感情の強い国々に存在をアピールしようというねらいがあるものとみられます。
NHK
URLリンク(www3.nhk.or.jp)