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米ニューヨークのホテルで女性客室係への強姦未遂など7つの罪に問われたものの被害者の虚偽証言
が発覚し、起訴が取り下げられた国際通貨基金前専務理事のドミニク・ストロスカーン氏が3日夕、
ニューヨークのケネディ国際空港から出国し、4日朝に母国フランスのパリに到着した。
シンクレア夫人も同行している。ストロスカーン氏はパリの空港で出迎え客らから拍手を受けた。
ストロスカーン氏は今年5月14日、ケネディ国際空港でパリ行きの便に搭乗した際、
性的暴行容疑で逮捕されていた。一貫して無罪を主張する前専務理事はその後、
巨額の保釈金を納め、ニューヨーク市内の住宅で高額の警備費を自己負担し、
足首に監視装置を着用しながら軟禁状態に置かれていた。
しかし、検察側は先月23日、被害者の証言内容にほころびが出たことから陪審裁判では
有罪に持ち込めないと判断し、すべての起訴取り下げを決めていた。被害者は前専務理事
に対し民事訴訟も起こしている。ストロスカーン氏はフランスでも今年7月、強姦未遂を
受けたとする女性作家に刑事訴訟を起こされている。
フランスでは来年、大統領選が予定され、ストロスカーン氏は野党・社会党の有力な大統領
候補と目されていた時期があるだけに帰国後の去就に注目が集まっている。ただ、仏世論調査機関
BVAによる最近の調査によると、約80%が大統領選での立候補に反対した。IFOP実施
の世論調査でも、大統領選で社会党が勝利してもストロスカーン氏が政府で主要な役目を
果たすことを61%が支持しなかった。
URLリンク(www.cnn.co.jp)
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