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金の価格急騰のあおりを受けて、米国で一般的な金の結婚指輪を選ぶカップルが減り、
比較的安価なタングステンやコバルト、ステンレスなど工業用の金属を使った
結婚指輪の売れ行きが伸びている。
宝飾品通販サイトのブルーナイルでは過去3カ月の間に、金の指輪を抑えて
タングステン製の指輪の人気が上昇した。
タングステンは硬度の高い銀灰色の金属。この人気を受けて7月には男性用に
チタン製の指輪を売り出したところ、その後の1カ月で売れた男性用結婚指輪のうち
10個に1個をチタン製の指輪が占めたという。
長引く不況で米国人の財布のひもが固くなり、宝飾品を買い求める消費者も
値段の安いものを受け入れるようになったと同店の担当者は解説する。
同店で扱っているタングステンの結婚指輪は200ドル程度、チタン製は約100ドル。
これに対して一般的なプラチナ製の男性用結婚指輪は1900ドル、
ホワイトゴールド製は700ドル以上する。
これまでのところ、宝飾店が販売している工業用金属製の指輪は男性用のみ。
男性の場合、航空宇宙素材や戦闘機などに使われる金属合金に魅力を感じる
傾向があるが、女性の場合はまだそこまで意識が変わっていないと業界関係者は言う。
しかし感傷よりも実用性を重視する女性もいる。
バージニア州に住むカイルさんは、婚約者のジェームズさんと10月1日に結婚予定。
「私もタングステンの結婚指輪を買おうと思ったけれど、ブルーナイルには
女性用がなかった」と話す。
ジェームズさんはホワイトタングステンの結婚指輪を320ドルで手に入れた。
1000ドル近くする金の指輪を買わずに浮いた分は、指輪以外の結婚費用に充てる
予定だという。
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