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新たなハリケーン発生、大型に成長か 大西洋で2個目
2011.09.01 Thu posted at: 15:58 JST
(CNN) 米国立ハリケーンセンターは8月31日、大西洋上で熱帯暴風雨「カティア」が発生し、
同日夜に秒速約33.5メートルの最大風速を持つカテゴリー1のハリケーンに成長したと報告した。
今週末までにはカテゴリー3の大型ハリケーンに発達する可能性があると警告した。
カテゴリー3は秒速約49.6メートル以上のハリケーンとなっている。
大西洋でのハリケーン発生は今季、2個目。ハリケーンのシーズンは例年、6月から11月までとなっている。
カティアは米東部時間の同日午後11時直前、カリブ海東端のリーワード諸島から東へ約1864キロの海上にあり、
時速約32キロで西北西へ進んでいる。
ハリケーンのカテゴリーには風速によって5段階あり、約33メートル超のカテゴリー1は一番低い。
ハリケーンセンターは、3日の夜までに最大風速約49メートルの威力を持つまで成長し、
カリブ海にある米自治領プエルトリコから東へ数百キロの海上を進む可能性があるとも予報した。
近辺諸国に上陸する恐れがあるかどうかは現時点で分かっていない。
米国では先月下旬、ハリケーン「アイリーン」が米東部や南部を直撃し、甚大な被害をもたらしていた。
ハリケーンセンターはまた、メキシコ湾南東部に熱帯低気圧が発生する兆候があるとも報告した。
発生の確率は今後48時間内に60%としている。CNNの気象担当者によると、
コンピューター予測ではこの熱帯低気圧が今後2日内に、ハリケーンではなく熱帯暴風雨に成長する可能性がある。
メキシコ湾に接する米南部諸州に最大で約152~305ミリの降雨をもたらし、洪水が起きる恐れもある。
CNN
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