11/05/30 16:18:47.36 NuWZnho4
1994年に当時のアメリカ国防総省日本部長、ポール・ジアラ中佐が
国際政治・経済アナリスト、伊藤貫に述べた内容
思い上がった占領者アメリカと、それに抵抗する日本の小沢一郎
「クリントン政権の対日政策の基礎は、日本封じ込め政策だ。
冷戦後もアメリカ政府が日米同盟を維持し、米軍を日本の軍事基地に駐留させ続ける理由は、
日本人に自主防衛する能力を与えたくないからだ。
1990年にブッシュ政権は対日政策のコンセプトを大きく修正し、
『日本を封じ込める』ことを、米国のアジア政策の基礎とすることを決定した。
クリントン政権も同じ考えだ。クリントン政権のアジア政策は米中関係を最重視するものであり、
日米同盟は、日本に独立した外交・国防政策を行う能力を与えないことを主要な任務として運用されている。
現在、北朝鮮の核開発が問題となっているが、たとえ今後、北朝鮮が核兵器を所有することになっても、
アメリカ政府は、日本が自主的な核抑止力を獲得することを許さない。
東アジア地域において、日本だけは核抑止力を所有できない状態にとどめておくことが、アメリカ政府の対日方針だ。
この方針は米民主党だけではなく、共和党政権も賛成してきた政策だ。
最近の日本の政界では、小沢一郎が『日本を普通の国にする』などと主張しているが、とんでもないことだ。
あの小沢とかいう男は、思い上がっている。アメリカの軍事政策の管理下にある日本人のくせに、
自分の立場をわきまえていない。
アメリカ政府は、日本が自主的な外交・国防ができる能力を持つ『普通の国』になることを、絶対に許さない。
1945年9月の対日占領政策決定時から現政権まで、日本人が真の国防能力を持てない状態にしておくことが、
日米同盟のもっとも大切な役割なのだ」
伊藤貫著、中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書)
178ページより
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