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フランスで開催中のカンヌ国際映画祭の理事会は19日、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で
2000年に最高賞パルムドールを受賞したデンマークのラース・フォン・トリアー監督を、
今回の映画祭から事実上追放する声明を発表した。
同監督が、18日の公式記者会見でヒトラーに共感を示す発言をしたため、理事会は、同監督が
「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」にあたると認定し、会場への立ち入りを禁止した。
映画祭事務局によると、極めて異例の処分で、同監督の出品作品「メランコリア」はコンペ選考には
残るが、受賞しても同監督は授賞式に出席できないという。
画像(トリアー監督):URLリンク(fuji76.sakura.ne.jp)
ソース:YOMIURI ONLINE URLリンク(www.yomiuri.co.jp)