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◆世界各地で、反シオニストデモが実施
世界の各都市、特にイスラム諸国の各首都で、シオニストによるパレスチナの
占領６３周年に際し、反シオニストデモが行われました。
ＩＲＩＢがニューヨークから伝えたところによりますと、１６日日曜、パレスチナが占領され、
イスラエルという偽りの政権が樹立した日、であるナクバの日に当たり、
パレスチナの支持者は、アメリカのホワイトハウス前に集結し、パレスチナの国旗や
イスラエルによる占領政策の継続を非難したプラカードを掲げ、イスラエルに対する
アメリカの支持に抗議しました。
このデモ集会には、反シオニスト主義のユダヤ教ラビも参加していました。
今回のデモに参加したユダヤ教ラビの一人は、プレスＴＶに対し、｢我々の抗議の
矛先は、自らの支援によってイスラエルに犯罪を継続させているアメリカに
向けられている｣と語りました。
又、マイアミなどアメリカのほかの都市、そしてカナダのバンクーバーでも同様の
デモが開催されました。
プレスＴＶによりますと、１５日、イギリスの首都ロンドンにあるイスラエル大使館前で、
パレスチナを支持する政治活動家数百名によるデモ集会が行われたということです。
デモ参加者の女性の一人ジュディ・マック・インターヤーさんは、世界の人々は、
一つの国民が侮辱されていることにどうして無関心でいられるのか、という
疑問を呈しています。
マック・インターヤーさんは、プレスＴＶに対し、｢住む家を失っているパレスチナ人は
世界にさすらい、放浪しており、祖国に帰国できる時期を待っている｣と述べています。
また、ヨルダン、トルコ、エジプトをはじめとするイスラム諸国でも、１５日、
パレスチナを支持するデモが行われています。
１９４８年５月１５日に、パレスチナの歴史において、この土地が占領され、
８０万人のパレスチナ人が住む家を追い出された大惨事が発生し、
パレスチナ人はこの日をナクバの日と呼んでいます。
ラジオイラン 2011年 5月 16日
URLﾘﾝｸ(japanese.irib.ir)
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