11/05/16 10:04:24.24
発信地:ニューヨーク/米国
(一部更新)米ニューヨーク(New York)の滞在先ホテルで女性従業員を襲ったとして14日に身柄を拘束された
国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)専務理事(62)について、
現地警察は15日、婦女暴行罪などで立件したと発表した。
2012年フランス大統領選への出馬が有力視されているストロスカーン容疑者は前日、帰国の途に着く間際に
ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)で身柄を拘束された。
米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の報道によると、エールフランス(Air France)機内で
出発を待っていたストロスカーン容疑者は、離陸10分前にニューヨーク・ニュージャージー港湾局
(Port Authority of New York and New Jersey)によって連行された。素直に応じたと言う。
身柄はニューヨーク市警の要請に応じて引き渡された。
市警広報によるとストロスカーン容疑者は、同日朝にマンハッタンにあるホテル、
「ソフィテル・ニューヨーク(Sofitel New York)」でメイドに性的暴行を加えた容疑で勾留され、
このメイドによる告発に基づき、警察が事情聴取していた。
現地紙ニューヨーク・デイリー・ニューズ(New York Daily News)によると、ストロスカーン容疑者は
同ホテルに滞在していた14日朝、部屋に入ったメイドに背後から近づいて襲い、オーラル・セックスを行うよう
強要しようとした疑いがもたれている。メイドがどうにか押しのけ部屋から逃げると、
ストロスカーン容疑者は直ちに空港に向かったとされる。
ストロスカーン容疑者のIMF専務理事任期は2012年9月までだが、フランス政界では、満期を待たずに辞任し、
ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領に対する社会党候補として2012年大統領選に
出馬するのではないかとの憶測が流れていた。一部の世論調査では立候補すれば勝利するだろうという結果も出ていた。
一方、同容疑者の性的な行動にまつわる問題が持ち上がったのは今回が初めてではない。
2008年にはIMFのエコノミストであるハンガリー人女性との性的関係が発覚。IMFでは調査の結果、
ストロスカーン容疑者が女性に圧力をかけた関係ではなかったと結論し、
ストロスカーン容疑者の行為が不適切である点を指摘するにとどまった。(c)AFP
URLリンク(www.afpbb.com)
Strauss-Kahn氏(62)
URLリンク(www.clevelandleader.com)
Strauss-Kahn shockwave hits France
URLリンク(jp.reuters.com)