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ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は21日、シベリア(Siberia)南部の
ハカシア(Khakasia)共和国を訪問し、絶滅危惧(きぐ)種で2014年のソチ冬季五輪
(Sochi Olympics)のマスコットにもなっているユキヒョウと間近にふれあった。
ワシの刺しゅうと「V.V. Putin」の文字が縫い込まれたキルトジャケットを着込んだプーチン首相は、
おりに入れられている10歳のユキヒョウ「モンゴル(Mongol)」と対面。
「なんて美しいネコなんだ」と感嘆してつぶやいた。
国営テレビが公開した写真によると、プーチン首相はおりの数メートル手前でしゃがんでモンゴルを
食い入るように見つめ、モンゴルはそんなプーチン首相を警戒した様子で見ていた。
実は、モンゴルをめぐってはちょっとした騒動が持ち上がっていた。
モンゴルは今月14日に調査目的で捕獲され、ヘリコプターで同地に連れてこられた。
世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)ロシア支部は17日、モンゴルがおりに
閉じ込められて弱ってきているとして、ただちに生息地に戻すよう求める声明を発表していた。
モンゴルはプーチン首相との対面後、おりから逃がされたという。
■「わたしは普通の人間だ」
プーチン首相は数年前から、アムールトラからシロクマまで、絶滅が危惧されているロシアの大型動物との
「ふれあい」を続けている。今回ユキヒョウとも最接近したことで、2012年の大統領選を前に
タフガイのイメージに磨きがかかることは間違いない。
プーチン首相は国営テレビのインタビューに対し、国を挙げてユキヒョウなどの絶滅危惧種を
保護することは、ここ数年のロシアの変化を象徴的に示していると述べた。
「ユキヒョウは1950年代、狩猟により絶滅しかけた。だがロシアは今、自然とその恵みに注意を払い、
未来の世代にそれらを残そうと努めている。ロシアは変わったのだ」
プーチン首相は、自分は「極めて普通の人間だ」とも付け加えた。
「この10年間を除けば、わたしは普通の人のように生きてきたし、これからもそうするだろう」
また、指導者として心がけていることも打ち明けた。
「決断を下すときは常に、普通の人にどのような影響が及ぶかを考えるようにしている」
ソースは
URLリンク(www.afpbb.com)
動画はこのあたりで↓
Russian PM's Encounter With Rare Snow Leopard
URLリンク(news.sky.com)
Vladimir Putin looks after snow leopard Mongol
URLリンク(en.rian.ru)