11/03/23 09:50:46.46
欧米諸国による軍事攻撃が続いているリビア情勢を巡って、国連安全保障理事会の非公式会合が開かれ、
カダフィ政権側が「停戦を受け入れる」と主張しているのに対し、
反政府勢力側は「政権側の攻撃は続いている」と反論していることが明らかになりました。
安保理は、先週、国連加盟国によるリビアに対する軍事的措置を認めるとともに、
リビアの各勢力が停戦協定を速やかに結ぶよう求める決議を採択しました。
その後、欧米諸国による軍事攻撃が始まったことを踏まえ、安保理は２１日、非公式会合を開きました。
関係者によりますと、会合ではカダフィ政権のクーサ外相から
「安保理決議に基づいて停戦を受け入れると表明しているにもかかわらず、
欧米諸国による軍事介入が続いている」とする書簡が、安保理議長に対して送られたことが
明らかにされました。一方、国連で反政府勢力側を代表するシャルガム大使は
「カダフィ政権は停戦を受け入れるとしながら、反政府勢力に対する攻撃を続けている」と
反論する書簡を提出したということです。
リビアでは、２１日にも、停戦を表明したカダフィ政権側が反政府勢力への攻撃を行い、
死傷者が出ているということで、安保理では現在、中東を訪問中のパン・ギムン事務総長の帰国を待って、
２４日に改めて会合を開き、今後の対応などについて意見を交わすことになりました。
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【リビア】 安保理受け停戦を表明[03/18]
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