【リビア空爆/コラム】カダフィ一味の手で殺されるのはだめで、アメリカのミサイルならいいのか?[11/03/20]at NEWS5PLUS
【リビア空爆/コラム】カダフィ一味の手で殺されるのはだめで、アメリカのミサイルならいいのか?[11/03/20] - 暇つぶし2ch1:mongerφ ★
11/03/23 08:59:26.38
リビア、飛行禁止という罠【アブドゥルバーリー・アトワーン】
たいそうなプロパガンダを伴い、リビア各地の都市にアメリカのミサイルが降り注ぐ。その光景に、
かつて2度行われたイラクへの「絨毯」爆撃を思い出さずにはいられない。最初は1991年初め、
クウェイト解放との名目で、次は丁度8年前の2003年3月、大量破壊兵器を何とかするという口実で行われたものだ。

もちろん国際社会は、そのような一視聴者の立場にたつわけにはいかない。カダフィ大佐とその息子たちの軍勢が
情け容赦なくリビア国民を殺戮しているのだから。しかし、アラブ革命のあるものは庇護すべく軍事介入し、
他は全く無視するという欧米の依怙贔屓には、ちょっと立ち止まって考えざるをえない。

合衆国は、英仏ならびにアラブ連盟の支持、そしてカタールとUAEの参加を得、リビア市民を守るためとして、
地中海上の戦艦からまず112発のクルーズミサイルを発射した。しかし、このミサイルが殺戮した民間人もまた
リビア市民である。カダフィ一味の手で殺されるのはだめで、アメリカのミサイルならいいのか?

誤解されぬよう言っておくが、他の全てのアラブ革命と同じように、我々は初めからリビア革命を支持していたし
未だ支持している。そして、カダフィ大佐の政権をリビア史のなかでも最悪だとみなしている。

大佐の腐りきった息子たちが、傲慢に国民を威嚇する光景を見るたびに吐き気をもよおす。
リビアは自分たちの農場で国民は奴隷だとでもいうように、彼らは好き放題に国の財を強奪してきた。
しかし、この欧米による軍事介入がリビア国民のために行われたとは全く考えられない。

それは、リビアの石油その他の富のために行われたのだ。そうでなければ、どうして世界は、
目の前で行われているイエメン国民の虐殺に沈黙しているのか。イエメンに石油がないからか。イエメン国民は、
パレスチナやレバノン国民同様、庇護に値しないのか。あるいはその両方か。

そして、アラブ連盟事務総長アムル・ムーサー氏が、欧米連合軍によるリビア領土への爆撃に「反対」してみせるのを
苦々しい思いで見る。飛行禁止を課すのは、民間人保護のためであり彼らを爆撃するためではないと同氏は主張する。
しかし、独『ディ・シュピーゲル』紙への談話によれば、この問題を協議するために行われた[緊急]アラブ外相会議の前から、
ムーサー氏は外国の介入を支持していたとのことである。つまり、現在の彼の「反対」は、次期エジプト大統領選を
にらんだポーズだと思われる。>>2につづく

el.tufs.ac.jp
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