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東日本大震災の被災地へは、世界各国から支援が相次いでいる。
イギリスでは、家を失った被災者のためにコンロやテントなどを
ひとまとめにした「シェルターボックス」が日本に送られた。
シェルターボックスは、スマトラ大地震など、各地の災害で被災者を支えたという。
イギリス西部のコンウォール地方にある倉庫では、東日本大震災の被災地を救うため、
ある箱の出荷準備が急ピッチで進められている。
倉庫には、緑色の箱が200個並んでいるということだが、この箱は日本に向けて出発するという。
地震や津波といった自然災害の被害から被災者を救うという「シェルターボックス」は、
家を失った被災者が生きていくために必要なものが詰め込まれた命の箱だという。
その中身は毛布、敷物、そして工具、食器類、さらに子どものために色鉛筆や塗り絵も入っているという。
また、家族10人が暮らすことができる大型のテントに加えて、雨水をろ過する浄水器、
煙突のついた本格的なコンロなど、これ1つで生活を立て直すことができる装備がふんだんに備えられている。
中でも重要なのは、子どもたちのために入れられた「塗り絵」だという。
シェルターボックス創始者のヘンダーソン氏は、「すべてを失った時、塗り絵のようなシンプルなもので、
子どもの心を埋め合わせるのが重要です。ちょっとしたものが、驚くほど大きな違いを生み出すのです」と語った。
このシェルターボックスは、1箱は日本円でおよそ8万円で、
購入費用はウェブサイトを通じて集められた募金でまかなわれている。
過去にも、大規模な津波被害に見舞われたスマトラ沖地震やハリケーン・カトリーナといった数々の災害で活躍し、
これまでに世界75カ国の被災地に10万個以上が送られて、その復興を助けたという。
シェルターボックス創始者のヘンダーソン氏は、「日本人は勤勉で忍耐強い。
復興を信じているが、助けは必要だ。助けるために、われわれはいるんだ」と語った。
世界を救った命の箱「シェルターボックス」は、15日に最初の20個が日本に到着し、
さらに400個が追加発送され、被災地へと向かっている。
fnn-news.com
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