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オーストラリア・シドニー(Sydney)の少女が16歳の誕生日を祝うホームパーティーに
SNS大手フェイスブック(Facebook)を通じて友人数人を招待したところ、
約20万人から出席の返事が来てしまった。
そのためパーティーを中止せざるをえなかったと、15日の現地紙デイリー・テレグラフ
(Daily Telegraph)が報じた。
少女の父親は同紙に次のように説明した。少女は、個別に招待する時間がなかったため、
フェイスブックを通じて一括して招待することにした。「友達を連れてきてもいいよ」と
付け加えたメッセージを投稿したが、部外者の閲覧を防ぐためのプライバシーの設定を
していなかった。
その結果、投稿から24時間以内に2万人から出席の返事が寄せられ、この数は15日までに
約20万人に達した。
少女の住所も公表されてしまったことから、少女は本当に大勢の人が家に来てしまうのではないか
と心配し始めたという。
そのため父親は、フェイスブックに当該ページの削除を依頼し、自宅周辺のパトロールを要請した。
テリー・ダルトン(Terry Dalton)警部補は豪ABCラジオに、
「パーティーが開催されることはない。自宅付近に現れた者はわれわれのパトカーだけを
目にすることになるだろう」と話した。
警察は、少女の投稿は「正体不明の人物」により再投稿され、その後再投稿が
繰り返されていったものと見ている。
同国では2008年にも、メルボルン(Melbourne)に住む当時16歳の少年が親の留守中に
パーティーを開こうとしてSNSのマイスペース(MySpace)を通じて友人を誘ったところ、
プライバシーの設定をしなかったために500人ほどが自宅に殺到。騒ぎを鎮めるために
警察と警察犬が呼ばれる事態となった。
ソースは
URLリンク(www.afpbb.com)