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#飛行禁止区域、慎重論が多数=リビア情勢で安保理
【ニューヨーク時事】国連安保理は8日、非公式会合を開き、リビア
情勢への対応について意見交換した。常任理事国の英仏両国は、リビア
上空に飛行禁止区域を設定する決議案を用意しているが、これには中国
やロシアをはじめ慎重な理事国が少なくない。安保理として飛行禁止区
域の設定を決めることは、数ある選択肢のうちの一つというのが現状だ。
関係者によれば、この日の会合では飛行禁止区域を含む幅広い課題に
ついて話し合われたが、決議案の配布には至らず、英仏も決議案は「不
測の事態への備え」という立場。リビア国内で市民の犠牲者が急増した
場合などに速やかな行動を起こせるよう備えている状態だ。
ある理事国の大使は「(2月26日の)制裁決議採択からまだ間もな
い。この履行が先決だ」と指摘。別の西欧安保理筋は「資産凍結の対象
を増やすなど金融制裁の強化も重要だ」と語っており、対リビアの追加
措置をめぐっては、見解の相違がある。(2011/03/09-14:19)
ソース:時事通信社
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