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フィリピン、南シナ海の探査妨害と中国に抗議
フィリピンのアキノ大統領は4日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島付近で、
同国の石油探査船が中国の哨戒艇に妨害を受けたとして、外交ルートで
中国政府に抗議したことを明らかにした。
フィリピン政府や軍によると、同諸島近くの浅瀬で2日、エネルギー省が
調達した探査船に中国哨戒艇少なくとも2隻が近づき、
停船させた上で、この海域は中国領だとして立ち去るよう命じた。
連絡を受けたフィリピン軍は直ちに軍用機2機を現場海域に派遣、
中国哨戒艇は自発的に現場を離れたという。南沙諸島をめぐっては、
中国とフィリピン、ベトナムなどが領有権を争っており、
この海域で操業する漁船拿捕などの事件が相次いでいる。
ベトナム、中国の南沙演習に抗議
ベトナムメディアが4日報じたところによると、中国海軍が南シナ海の
南沙(英語名スプラトリー)諸島で2月24日に海賊対策の演習を行い、
ベトナム外務省が今月2日に中国側に抗議した。
同諸島をめぐっては両国を含む6カ国・地域が領有権を争っている。
同省は中国大使館に対し、演習はベトナムの主権を侵害するとともに、
紛争の平和的解決をうたい東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国が
2002年に署名した南シナ海の「行動宣言」にも反すると抗議。
事態をこれ以上複雑化させるような行為は自制するよう求めたという。
sankei.jp.msn
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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