11/02/18 14:34:05
【カイロ=田尾茂樹】AFP通信によると、民衆蜂起によってサウジアラビアに亡命したチュニジアの
ベンアリ前大統領(74)が脳卒中で倒れ、意識不明の重体に陥った。
前大統領家族の友人が17日、明らかにした。2日前から昏睡(こんすい)状態に陥り、ジッダの病院
で治療を受けており、「容体は深刻」という。
ベンアリ氏は1987年の無血クーデターで大統領に就任。社会保障や教育の充実などに取り組んで
国民の支持を得る一方、反体制派を徹底弾圧して独裁体制を築いてきた。
しかし、高失業率などへの不満を訴える若者の呼び掛けで昨年12月に始まった反体制デモが激化、
1月14日に家族とともに亡命に追い込まれていた。
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