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反政府デモが激化しているエジプトで、インターネット検索大手米グーグルの幹部、
ワエル・ゴニム氏が消息を絶っている。友人のハビブ・ハダド氏が31日に明らかにした。
ゴニム氏はグーグルの中東・北アフリカ担当マーケティング責任者。会議に出席する
ためエジプトの首都カイロを訪れていたが、同地で25日、ムバラク大統領の退陣を
求める反政府デモが始まった。ハダド氏によると、28日を最後に同氏からの連絡が
途絶え、「日増しに不安が増している」という。
ゴニム氏はミニブログのツイッターでエジプトの緊迫した状況を伝え、27日には
「エジプトのために祈る。政府は明日、国民に対する戦争犯罪を計画しているらしく、
とても不安だ。われわれはみな、死ぬ覚悟ができている」と書き込んだ。
この日はハダド氏とも電子メールとブラックベリーでやり取りし、28日には妻とエジプト
にいる兄弟に連絡があったという。
しかしそれを最後に連絡が途絶えたことから、妻やグーグルの社員が友人や知人に
同氏の消息を尋ねるメールを送っているという。
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