11/02/01 18:13:47
広島と長崎で2度原爆の被害に遭った被爆者の男性のことを、イギリスの
公共放送・BBCがコメディ番組で「世界一不運な男」などと取り上げた問題で、
長崎市は、BBCに生前の男性を記録した映画のDVDを送り、真実の姿を
伝える報道番組を放送するよう要請しました。
この問題は、BBCが去年12月に放送したコメディ番組の中で、広島と長崎で2度
原爆の被害に遭い、去年1月に93歳で亡くなった長崎市の被爆者、山口彊さんの
ことを「世界一運の悪い男」などと取り上げたものです。これに対し、長崎市は
「番組で二重被爆者の誤った姿を伝えた」として、核兵器の廃絶に取り組んだ
山口さんの証言を記録した映画のDVDと原爆の写真集を送り、真実の姿を
伝える報道番組を放送するようBBCに要請しました。
この問題では、ロンドンの日本大使館や被爆者団体などが抗議し、先月BBCは
「日本の方の気分を害し、申し訳ない」と謝罪していますが、長崎市が抗議するのは
今回が初めてです。
今回の要請について、長崎市の長崎原爆資料館の中村明俊館長は「山口さんと
一緒に平和活動をしてきた立場として、BBCの番組には非常に憤りを感じた。
核の現実や恐ろしさをイギリスの人たちに知ってほしい」と話しています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)