10/11/20 03:48:55
英国人女性のブログ「NickyWashida’s Blog」では、日本に滞在していて、英国に一時帰国中
だという筆者が、英国と日本で子育てをする中で感じた、その国ならではの「良い点」を挙げている。
英国の良さとしては、道ですれ違っただけの人でもジョークを言い合うことがある気軽さや、友人たち
と飲んで踊りあかすパーティー、PTAへの参加は任意であることなど、気軽な人間関係について挙げて
いる。
ラジオから流れてくる曲は全部歌えること、芝生の広い庭、白身魚の肉をフライにした「フィッシュフィン
ガー」や豆をトマトソースで煮た「ベイクドビーンズ」などの料理、好きな銘柄のチョコレートといった、慣れ
親しんだ生活空間や食べ物も、筆者にはうれしいもののようだ。
一方日本で良かったこととして、すし、カラオケ、列車の発車時刻の正確さなどのほか、生活体験に
もとづいたさまざまな良さを挙げている。そのひとつが、効率のよさだという。日本で子どもの転校手続き
をした時は3分で済んだが、英国では手続きをはじめてから既に3週間が経過している、と自国と比較して
日本の効率的な行政システムに好印象を持っている。
ほかには、医療システムについて、日本では必要に応じてその都度すぐに医者に行けることも良かった
と記している。英国では、なかなか診察してもらえず、緊急時でも4日間待機するか、もしくは莫大(ばくだい)
な支出覚悟で個人開業している医者に診てもらうか、どちらかになるとジョーク交じりに語っている。
意外なのは、英国人である筆者が「日本のクリスマスは良かった」と感じていることだ。家族で集まる英国
のクリスマスは一大行事で、11月からクリスマスディナーやプレゼントの用意を始める場合もある。しかし日本
ではクリスマスの雰囲気を感じられながらもその準備に追われることがなく、リラックスして過ごせることが良か
ったとつづっている。(編集担当:山下千名美・山口幸治)
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