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オースリンAEI日本部長「中国、米の出方うかがう」 日中摩擦 米識者に聞く
2010/9/30付 日本経済新聞 朝刊
―中国は日米同盟の強度を試しているのか。
「その側面はあると思う。米国の出方を見ているのだろう。米政府は日本の対応を『支持する』と
明言する一方、領有権は『日中間の問題』と距離を置いてきた。だが、米国が立場を明確にするの
を避ければ避けるほど、中国は日本への圧力路線を強めてくるはずだ」
―米国は尖閣諸島をどこまで防衛するのか。
「何が起きるかによるだろう。そこまで米政府は決めていないと思う。日米外相会談でクリントン
国務長官が明言したとされるように、米国は本当に尖閣を日米安全保障条約の適用対象とみな
しているのか。法律論でいえば、現在は日本の施政下にあるためイエスだ。だが、中国が占領し
たらどうする。実際に米国が介入するのかは少々疑わしい」
URLリンク(www.nikkei.com)
パール元NSCアジア上級部長「日米同盟、重要性高まる」 日中摩擦 米識者に聞く
2010/9/30付 日本経済新聞 朝刊
―今回の問題はアジアの覇権を目指す中国による米国への挑戦だったとみる向きがある。
「総合的に勝利したのは米国ではないか。日米同盟の重要性は過去数年間で最も高まった。
中国は国内の不満、ネット上の抗議活動を沈静化させることに追われ、張り子の虎の様相を呈した。
故・トウ小平氏が努力を重ねた平和な中国のイメージも汚した」
URLリンク(www.nikkei.com)