10/09/14 13:22:16
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「クマーは子供の脅威」と警告、米警察がチラシ作成もメディアは冷ややか。
主に2ちゃんねるなどで多用されるアスキーアートのマスコット「クマ―」。コミカルな表現で
和ませてくれる定番キャラクターだが、欧米では「Pedo Bear」の名で知られ、
その意味合いが日本のそれとはかなり違う。米国の匿名掲示板「4chan」など英語圏の
BBSでは、子どもの性的画像へリンクを貼る際に使用されることが多く、“変態”としての
イメージが強いという。しかし、最近は着ぐるみやハンカチといったネット以外で「Pedo Bear」を
目にするケースが増えているようで、米カリフォルニア州の保安官事務所は「Pedo Bear」の
隠れた意味を知るよう、子を持つ親へ警告している。
URLリンク(www.narinari.com)
米放送局NBC系列KSBY-TVによると、呼びかけを行っているのはカリフォルニア州にある
サン・ルイス・オビスポ郡保安官事務所。この保安官事務所は、ネット以外の場所で
キャラクターを目にする機会が増えたとして、「“不安な新しい現象”について警告している」
(KSBY-TVより)。同局が伝えたニュース映像では、サンディエゴで開催された
「コミコン・インターナショナル」で着ぐるみの「Pedo Bear」が赤ちゃん連れの親子に接している
シーンや、フロントガラス部分にシールが貼られている車の写真を、保安官事務所作成の
警告チラシを引用する形で紹介。確かにネットの中だけでなく、イベントや街中でこの
キャラクターを目にする機会は、決して多くはないかもしれないがゼロではないようだ。
警告チラシでは「Pedo Bear」とは何なのかを説明すると共に、今年のコミコン開催以降、
子どもたちがこのクマのイメージを見る機会が増え、存在が知れ渡ってきたとして、
潜在的な意味を知るよう注意を促している。つまり、保安官事務所は、このキャラクターを
持っている人が小児性愛者かもしれず、うかつに近づくと子どもに危険が及ぶ
可能性があると伝えたいらしい。
この対応について、米ブログメディアのGawkerは「面白い警告」「バカな警察」とストレートに表現。
性的な意味合いがあることは認めながらも、「ネット上で最も人気のあるキャラクターの1つ」として、
こうした警告は「考え過ぎ」とする見解を示している。Gawkerは直接保安官事務所にコンタクトを
取っているが、対応した担当者は「ネット上でふざけて使われている」キャラクターだと、
理解はしているそうだ。ただ、「いずれにせよ両親に警告することを望んでいる」(
英紙デイリー・メールより)という。
デイリー・メール紙も「おかしな警告」と伝え、保安官事務所のチラシは「ネットの笑いの種を作った、
まじめくさったニュースレター」と評している。子どもを守るのは大人の務めとはいえ、保安官事務所が
抱いた今回の不安は、欧米メディアから笑い飛ばされるほど極端過ぎる話だったようだ。
ソース(ナリナリドットコム)URLリンク(www.narinari.com)