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鳩山由紀夫前首相の長男で、モスクワ大で交通渋滞の問題を研究している紀一郎氏(34)が、
モスクワ市の交通通信局長と共著で渋滞の改善策をまとめた本を出版する。26日に同市で
予定されている市幹部との共同発表の場には前首相も同席、“側面支援”する計画という。
紀一郎氏は「本を出して渋滞がすぐ解決するわけではないが、運転者を啓発し、皆で問題に
取り組む雰囲気をつくりたい。日ロ関係の向上に役立つよう願っている」と話している。
ロシア語で書かれた本は「モスクワ 巨大都市の交通問題」と題され、渋滞緩和に向けた
日本での道路規制の工夫例を紹介。渋滞する交差点に無理に突っ込んだり、交差点付近に
駐車するなどロシア人の運転マナーの問題点を指摘し、他者に配慮する「賢い運転」を
訴えている。
5万部を印刷。市民が読みやすいように図を多用し、英語、日本語への翻訳も検討されている。
モスクワ市は車の急増で渋滞が深刻化。2年半前からモスクワ大の客員講師として研究を
続けてきた紀一郎氏は昨年秋、渋滞改善策を市に提言し、実現を働き掛けてきた。
本の出版は市側が提案したという。
共同通信(16日09:11)
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