11/10/17 04:45:00.30 t9XrkB1yi
加藤が楽屋で化粧をしていると、ノックの音が聞こえた。
はい、と声をかけ出ようと思ったかノースリーブ一枚だったのを思い出して慌ててカーディガンを羽織ってドアを開けた。
そこには深田恭子がいた。
加藤「どうしたの?」
深田「あいちゃんさぁ、あの◯◯プロデューサーとヤったってほんと?」
加藤「は?」
寝耳に水も良いところだった。
あのプロデューサーはバラエティ番組に出演してくれとうるさいから少し色目を使って諦めさせただけなのに。
加藤「寝てないよーなに言ってんの、誰、そんなこと言ったの」
深田「プロデューサー本人が私に言って来たの!私がオファー受けてたはずの番組をあいちゃんに帰ろっていってきたって!」
信じられない。そんなこと言われるなんて。
しかも友達の恭子にすら騙すなんて。
反論しようと口を開いたとたん、恭子が掴みかかって来た。
深田「なんで私の仕事奪うのよ!」
加藤「誤解よ!」
深田「なにが誤解よ!あのプロデューサーが事細かになにがあったか話してくれたもん!」
恭子はさらにヒートアップし、カーディガンを引き剥がしてキャミソールも肩口を引っ張られて胸が見えてしまっている。
こちらも抵抗しようと恭子のブラウスを掴むとボタンが二、三個飛んで行った。
ブラが見えてしまっているが誰もいない、気にすることもない、と取っ組み合いは続いた。
加藤「やめなさいよ恭子!」
深田「汚いわよ!恥ずかしくないの、このブス!」
その言葉を聞いた途端何かが切れた気がした。
思わず身体が動いて、恭子の頬に平手打ちをかましていた。
頭が追いつかない様子でぽかんとしている恭子。
だが手を振り上げるのをやめられない。
ぱしん、ぱしん
三回ほどさらに振り下ろしたところで我に帰った。
恭子を見ると頬に手を当てて某然としてる。
そこで騒ぎを聞きつけたスタッフが飛び込んで来た。
スタッフ「どうしました!?」
加藤「この子が勘違いして乗り込んで来たの、私たちの問題だから大丈夫よ。それより恭子に氷持ってきてくれる?」
スタッフ「は、はい!」
スタッフが出ていくと恭子に向き直りプロデューサーの言うことは誤解だと言うこと、叩いて済まなかったと言うことを告げた。
恭子は泣き崩れ、氷を持ってきたスタッフとともに楽屋へと帰って行った。
こんなもんでいいですが駄文スマソ