ラノベ作家志望なんだけど相談乗ってくれないかat NEWS4VIPTASU
ラノベ作家志望なんだけど相談乗ってくれないか - 暇つぶし2ch223:1
11/02/08 18:26:40.83 DQsarpwH0
―備考(前提)―
・「主人公と渡辺美鶴が始めて出会った場所」は教会。
もちろんそのことは最初から描写。ラノベ版では。(発刊未定
理由としては渡辺美鶴と篠原緋影が孤児的存在なのでイコール教会ということで。

【転】後編1/2

【以下同時間帯】
-主人公パート-
現代、昼ごろ。主人公は渡辺美鶴を探していた。高坂陸について確認をとるためだ。
そこに、日向真琴にどこか似た少女を見つける。最初に会ったとき、工藤理沙と名乗られた。
話しかける主人公。彼女は美鶴と同じ学校の制服を着ていた。有名な進学校のものだ。
美鶴の名前を出すと、理沙が反応したようだった。
彼女は言った。自分は渡辺美鶴の友人だった。だが、自分は数年前に交通事故で死んだ。
―「でもお前はこうして、俺と話しているじゃないか」
「死んだ」後、死者の蘇生を目的とした医療研究機関によって息を吹き返したという。体の臓器の一部を機械で補って。
しかし、その研究所に美鶴に近づかないよう言われているという。彼だけでなく、「生前」面識の会った人間全てにも。
そんなことを自分に話してもいいのか、と問うが、なんでもないように、じゃあ黙っていて欲しい、と告げる少女。
彼女は続けて話す。自分を救ってくれた研究機関は、世界的に有名な一大研究機関の中の派閥だということ。
その一大研究機関は、主人公も名前を知っていた。一番最近聞いたのは、美鶴の口からだった。
結局、半信半疑のままだったが。

彼と最初会った場所に、美鶴はいた。
彼に高坂陸について問いただす主人公。主人公の話を聞いた美鶴は、苦い顔をして言った。敵の本拠地が判った。
しかし、今すぐに攻め込むことはしないという。敵の戦力がわからない以上、闇雲に突っ込むのは危険だと。
彼らの合理性主義には閉口する主人公だったが、一般人である自分が何を言うことも出来ないため、おとなしく話を聞いていた。
しかし、ふと思い立って理沙の名前を口に出した。
美鶴の表情が凍る。
彼女は自分の目の前で死んだということを逆上気味に話す美鶴。
美鶴は理沙のことが好きだったんだろうか、と勝手に思う主人公。
必死で忘れようとしているのだから、もうやめて欲しい、と。彼はそう言った。
高坂陸については、調べてみる、と言っただけだった。

人の多い交差点。工藤理沙はまだそこにいた。
なんとなく、主人公は美鶴の言っていたことを伝えずにがいられなかった。
―必死で忘れようとしている、と。
すると理沙はこう答えた。自分は彼の幼馴染みだから、しょうがない、と。
なんとなく、わかる気がした。


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