11/08/02 11:38:12.52 cyRzWrWh
>①バスは時速10キロで走行、白バイと接触後、1m前進してから横に滑り出した
>②バスは横滑り中、グリップが強くなると横滑り速度は加速する
まず、検察側の主張では、バスは衝突後に3m前進しているから、
タイヤ痕の長さが2mであっても、「横滑り論」では矛盾はない。
もともと、「横滑り論」は、衝突からタイヤが滑り出すまでにタイムラグがあることが前提になるから、
タイヤ痕が2mなら、1mの場合より、タイヤが滑り出すタイミングが早いということになるだけ。
タイムラグに関する説明(仮説)は、ブログの方を見てくれ。
URLリンク(horatio2chsi.blog72.fc2.com)
次に、途中でタイヤ痕が途切れて(薄くなって)、ずれた状態で再び度濃くなっている点だが、
これは、一旦、グリップが回復しかけたところで、再びグリップを失ったと考えれば辻褄が合う。
検察側の主張では、片岡氏は、衝突まで白バイの存在に気づいておらず、
衝突が起きてから、ブレーキを踏んだことになっている。
ブレーキの反応時間は、0.75秒とされている。
(参照)
URLリンク(www5d.biglobe.ne.jp)
10km/hで、0.75秒あれば約2.1m前進することになるから、
タイヤに制動がかかったのは、タイヤ痕が途切れている位置とほぼ同じということになるが、
タイヤに制動がかかれば(縦方向のグリップ力を使えば)、横方向のグリップ力は落ちる。
(参照)
URLリンク(www.kurumano-gakko.com)
(つづく)