11/05/01 21:52:37.72 FkDHhumo
ことここに至って、規制反対派による
「英米の冤罪事件を例にとって規制反対の根拠とする」
という主張の欺瞞性が明白に浮き彫りになる。
(イギリスの冤罪率もアメリカと同様かそれ以上)
アメリカでは、捜査官によって嫌疑がかけられた場合は被疑者の起訴事実を
司法が判断するという制度が広く定着しており、
それゆえに無罪判決も多く出るし、被告人の権利も保障されており、
そのような訴訟手続きのありようを社会が容認し、支持している。
むしろ、日本では検察が有罪確実の案件しか立件せず、
裁判所はほぼそれを追認することがほとんどで有罪率は99%を常に超えており、
これではまるで有罪無罪を検察が決めているのも同じであり、
このような司法制度の在り方こそが、三権分立の体を為していないと
批判されるゆえんでもあるのだ。
すなわち、日本と英米とでは冤罪による考え方が全然違うのであって、
全然違うものをいっしょくたにして
「外国では冤罪が起きているから日本でも同様に危険」
などと吹聴しても何の意味もないのである。