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昭和の時代を生きた者として、明仁皇太子と美智子皇太子、そのご一家は、
何の説明がなくても、見ているだけで心たおやかになれる美しいご家庭でした。
多くの庶民が、ご一家の姿を見て、お子様の出産と成長を共に喜び、
復興の時には励まされ、世界の舞台に出ても見劣りがしない若い皇太子と皇太子妃に、
日本人として誇りを持ち幸せを感じていたことを、書いておきたいと思います。
「見ているだけで幸せ」なのですから、ここに嘘や偽りがあるでしょうか。
ナレーションより、週刊誌記事より、映像や写真や時折聞けるお声が
真実を物語っていたと思います。出自がどうの、アメリカがどうの、強権、
お涙頂戴。そんな事は微塵にも感じられませんでした。ただただ、
お子様の躾の行き届いた品の良い知性的で穏やかで温かいご家庭に見えました。
今、両陛下を引き摺り下ろす意見がここで行き交っていますが、
両陛下とも当時は、20代から30代の若さで、忙しい公務と子育をしていく中で
言われているような邪悪な考えを持ち、皇室で先頭に立って改革という名の
皇室破壊をしている時間や野望があったとは皆目思えません。
例えば赤ちゃんの布オムツを紙オムツに替えていった世代があるように
環境をその時代に合わせて変えていった結果が、女帝の強権発動と見えてしまうの
かもしれませんが、20代や30代で結婚・子育てに追われる生活を送った普通の
生活者としては、お二方のなされていた生活は、若夫婦そのものの生活であり、
考え方にしても、その時代を生きた国民ともズレが無かったように思います。
この国民の抱いた「印象」を否定するのは、昭和の皇室そのものを否定する事と
同義かと思います。今、3人子供を産んでまともに育つのは1人だと言われる時代に
皇室でも、同じような悩みをかかえておられる事と思います。それに皇統が絡み
両陛下の裁量が試されている時かもしれません。過去の文献や資料から悪意を導き、
幻影形成するより、今この時の問題解決に向けて議論をすべきではないのでしょうか。