10/11/13 10:18:43 XnNzXbGC
参考資料
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>265 名前:名無しさん@七周年 mailto:sage [2006/12/10(日) 01:11:37 ID:0o3wfYIm0]
>皇太子誕生 奥野修司著 講談社文庫より抜粋
>明仁皇太子の「お妃選び」がはじまったのは昭和二十六年だが
>本格的な選考は昭和三十年の秋からである。(中略)
>皇太子妃の選考は、旧華族を対象に、宇佐美宮内庁長官、田島道治前長官
>鈴木菊男東宮大夫、黒木従達東宮大夫、小泉信三の五人で進められたが
>それは“超”がつく極秘プロジェクトであった。(中略)
>旧華族の令嬢たちは、「お妃候補」にあげられたとたんに、そそくさと
>婚約を決めることで逃げていった。
>戦後の自由な空気を味わった旧華族たちは、自由のない皇室を知っている
>だけに娘を嫁がせたくなかったのだろう。とはいえ、「皇室の藩屏」
>といわれた旧華族は、正式に結婚を申し込まれたら断りきれない一面もあった。
>唯一、面目を失わずに断ることができるのは他家との婚約や結婚だった。(中略)
>これをくつがえしたのが昭和天皇だったといわれる。
>「なるべく血縁の近いものは避けたい」として選考の範囲を広げることを
>示唆されたのである。それは生物学者として、熟考を重ねられた結果だったにちがいない。