10/06/23 08:41:31 rqflIuRs
「立派な皇太子妃にしてみせる」なんて時代が違うって。
貞明皇后は嫁いで三年泣かない日はなかったそうだ。
箸の上げ下ろしやお辞儀の角度までしかられ、本当に何も知らなかったので
「こんなことも知らずに嫁にきたのか?!」と呆れられ、自分は大変な家に嫁いで
しまったと激しく後悔することしきりで、毎日泣いて暮らしていたのが彼女の皇太子妃時代だった。
だからお妃教育も彼女の発案。「何も知らずに嫁いでくると、私みたいに何年も毎日
泣いて暮らすはめになるから、結婚前にいろいろと勉強しておいたほうがよい。結婚してから女官たちに
しかられることは他にいくらでもあるのだから」という、自分の体験を踏まえての配慮だった。
おかげで香淳皇后は「こんなことも知らなかったんですか!?」とよけいな叱責を受けることだけは免れた。