10/08/10 08:38:58 DhMzcuql
外務官僚にとって駐米大使のポストは他の省庁における事務次官職より上位に
ある垂涎のポストだ。出世競争の最終目標である。
そのポストを外部の人間に取られるのでは何のために外務官僚を勤め上げてきた
のかという事になる。
そのような強い外務官僚の抵抗を覚悟で政治任命を行なうほど岡田外相が強い
指導力を外務省に行使しているとはとても思えない。
ましてや外務省に対する影響力と関心がほとんどなく、おまけに9月の代表選
での生き残りで頭が一杯の菅直人首相が、駐米大使の政治任命に自らの政治力を
行使するとはとても思えない。
そんな中で、もし朝日新聞主筆舟橋洋一氏の駐米大使任命があるとすれば誰の政治決断である
のか。
そう考えた時に、ハタと気づかされる。それは米国の意向に違いない、と。
それは十分にありうる。
最近の舟橋氏の言説は米国の望むもの、そのものだ。
舟橋氏も意欲満々で、四股を踏みながらその任命を待っているごとくだ。
もちろん外務官僚は菅首相や岡田外相には抵抗しても、米国には絶対服従だ。
そう考えれば、舟橋洋一氏の駐米大使就任は、「有り得ない」という思いから、
一気に「十分有り得る」という方向に急転する。