11/01/17 15:19:51
ロングバケーションとかサムデイなんてのは、単なる分厚さとか透明感とかに当時のファンがとびついただけであって所詮子供の遊びなんだよ。
また楽曲が海外ポップスネタの寄せ集めであるという点では渋谷系と同じ。
何の価値も見出せない。
繰り返すが、すべての邦楽の中で歌謡曲だけが本物なんだよ。
>>457
まあ、大体合ってる。
フランスと日本の違いは向こう様が外来(ロック・ポップ)と国産(シャンソン)が差別・区別されていたのに対して歌謡曲は複合的なごった煮のジャンルだったこと。
歌謡曲がブラスの厚塗りだなんて言ってしまうのは聴きこみが浅いのを吐露してるようなもんだ。
和田アキ子の「夏の夜のサンバ」等を聴くべき。
歌謡曲の独自性とは何か?
洋邦を問わず、歌謡曲を除くすべてのジャンルにおいて音楽制作のイニシアティブというのは作家が負ってている。
これはバロックの時代から現代に至るまで何も変わってはいない。
モーツァルトが金のために特権階級におべっかした曲を書いたとかも含めて、すべて作品の本質は作家ないしはアーティストの側に存在していた。
これはブリルビルディングポップにおいても例外ではない。
歌謡界において音楽制作の権力はどこに存在していたのだろうか。
そもそもイニシアティブなどというものがあったのだろうか。
また、MTVの登場以前、歌謡曲を除く世界のすべての音楽の最大の価値は「音源」あるいは「ライブ演奏」のみにあった。
ご存じのとおり歌謡曲最大の舞台は「テレビ」である。
エド・サリヴァンショーはヒットチャートを反映したものではないし、エルヴィスの番組登場はブレークの契機になったとはいえ、それはあくまで例外的なものなのだ。
(つづく)