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阿久悠さんの「夢を食った男たち」に、
スター誕生前夜のことがいろいろ書かれていて、
ナベプロ帝国についての記述が数ページあり。
・作家にはそれぞれの思惑や計算があって、親ナベプロか反ナベプロを選ぶ人もいたが、
一緒に仕事をしたディレクターの立場によって自然に決定された。
・阿久さんは純粋にフリーの立場を志していたから、どっち派という意識はなかったが、
デビュー以来反ナベプロ陣営の中で仕事をしてきた。
・ナベプロと無縁に仕事をすることは不利と思われるが、不思議なことに、
反ナベプロの番組を一手に引き受けることになり、驚くほど忙しかった。
・ただ、かなりの売れっ子作詞家になっても、ナベプロ所属の一流歌手用の詞の発注はなかった。