10/12/20 23:58:13 l91EvIz3
2010年も残りわずかとなり、音楽業界でも年間売り上げベストなどの各種統計がまとまりつつある。
AKB48と嵐がCDのアルバム売り上げの上位を独占する一方、今年はケータイやPCを通じたダウンロード
販売の不調ぶりが際立っているという。
「ファンが特典目当てに複数枚購入するAKB48と、旬を迎えた嵐が非常に好調である一方、2009年まで
業界のけん引役であったダウンロード系のアーティストがヒットを出せませんでした。西野カナが
小ヒットを飛ばしたくらいで、JUJUや青山テルマ、SEAMOといったダウンロードでブレイクした歌手は
早くも過去の人になりつつあります。これは、ケータイユーザーの多くがスマートフォンに移行し、
YouTubeの利用が増えたことに加え、ここにきて違法ダウンロードがまた活況を呈していることも一因です」
(レーベル関係者)
実際、株式上場を果たしている着うた配信会社の決算短信資料をみると、本年度のダウンロード販売は
各社とも軒並み不振に陥っている。「CDパッケージ販売からダウンロード販売へ」と期待を込めて語られて
いた業界スローガンはすっかり色あせた形だ。
「そこで見直されているのが、CDを今も買っている30代後半~50代のシニアマーケットです。DVD付の
初回特典盤はもちろん、CDにブックレットや写真集、さらにはTシャツ等をセットにすることで、
付加価値をつけて利益率を高める販売戦略ですが、業界全体がAKB48モデルへと向かっているとも
言えますね」(前出・レーベル関係者)
(続きは>>2あたり)
ソース URLリンク(www.cyzo.com)