11/08/05 14:40:56.60 xGpUKUSV0
家族、社員がいる。金儲けで頭いっぱい。
これ元気な証拠、大いにけっこう!
でも矢沢は、商売が下手だな。
客、消費者の視点で冷静な分析・判断ができない。
自分の感情第1だもんな。
じゃぁ芸術家タイプか?ってなると、こりゃまた違う。
日本語織りなす世界を絵にする感性がないんだよ。
『苦い雨』の直前にゴレンジャー出すんだぞ。
惚れた女がだれかに抱かれ、北に飛び立つって時に、だ。
そういう感覚が、歌詞の質だけじゃなく、
音づくり、セトリ構成にも影響してくるんだよ。
今のザマとなったのは
オーストラリア事件のせいじゃない。
社長業が大変だからじゃない。
情熱が失せたからじゃない。
アーティストじゃないから…その一言に尽きる。
色濃くなる一方の80年代はなんだったのか。
今は亡き西岡氏、アンドリューはもちろん、
いろんな達人たちが力注いでくれたってことだ。
甘辛バランスのとれた心地いいボイス持つ、メロディづくりが天才な矢沢は
スター性も抜群。これは事実だ。
「矢沢様と言われるぐらいオレをビッグにしてくれ」というせりふ、
最近思い出すよ。
人は老いに向かうとき、その人の全てが出ると、
ある作家が言ってたが、ほんとにそう思う。
これからますます、矢沢は矢沢らしくなっていくんじゃないかね。