10/12/23 22:43:15 qGUZ1Y2nO
デビューから編集者的な紹介視点でもって、
ディラン的なるモノ、ビートルズ的あるいはレノン的なるモノってのを伝えたくて
若き佐野元春がトッピングした「アイテム」の中に、スプリングスティーンなりウェラーなりetc
という成り切り直近の引用ネタである「素材」があったという捉え方ができる
ゆえにその「素材」というのは佐野のリスナーにとっては吟味する対象となりえるわけ
もちろん取捨選択も込みでさ
だからこそスプリングスティンをスルーしてる佐野ファンはいまひとつ信用できんかな
80年代までの佐野元春のスタイルってのは基本「編集者」視点であって「手段としての音楽」だったわけだ
別冊カドカワのP161後半で銀次さんが的を射たこと言ってんだけどさ
90年代以降は「音楽こそが目的」になった
それがタイムアウト以降「大人になった」理由