04/10/11 21:47:31
風が吹いた ふわりと雲が浮かんでる
小さな手で 日差しを隠すこともない
誰が運ぶ 小さな夏の物語
僕は歌う 風に乗せて遠くまで
君はとても 楽しそうに道を歩いてた ふらふらと
僕の傍を すり抜けてく時
このままどこか 遠くへ行ってしまいそうで 寂しくて
自分が何も 出来ないことに苛立った
風が運ぶ ゆらゆらと君を連れて
どこでもなく ただ雲を追うがままに歩いた
このまま時を 無理矢理止めてこの瞬間を
捕まえられたらと 僕は強く後悔した
君は歌う 精一杯大きな声で 思い出を
雲は進む 君の声が押す
いつからか 風が小さくなっていく 感づいたんだ
もう二度と この時を離さないと
風が消える 君が道に倒れてく
わかってた それでも君と夢を追いかけたい
この時だけは 迎えたくないと思っていた
君の吐息 僕は思わず君を抱いた