10/04/21 13:41:28 rerO9hOw
>>184
そいつはビーイングを理解してないな。
ビーイングが、そして長戸が目指して手本にしてるのは、ベリーゴーディーとモータウンレーベルだからな。
スモーキーロビンソン・ホーランドロジャーホーランドetcの専業作家が作曲して、ファンクブラザーズのウデのいいスタジオミュージシャンが演奏して、ダイアナロスやマイケルやスティービーが歌う。
これを
織田哲郎・栗林誠一郎、大野愛果etcの作家陣が作曲して、昔の松本、春畑や小野塚らがスタジオミュージシャンとして演奏し、森友、上杉、坂井らの特徴的な声の持ち主が歌唱する、っていう感じにしたのがビーイング。
ベリーゴーディー、長戸、ともに自分も作曲家として制作に参加したりするとこもソックリ。
売り方もソックリ
基本的には、フロントシンガーは完全に管理してプロデュースする。
上に「髪型まで同じで校則でもあるのか」、ってあったが、あるんだと思うw
ダイアナロスがエドサリバンショーに出たときなんか、服装から髪型から、歩き方まで指導・管理してイメージ作りしてたそうだからな。
センスがどうかはべつにしてwビーイングもそのあたりまで管理してると思う
そして音楽自体をコンセプトを持って制作してるとこも近い。
モータウンが時代の流れを読んで、R&Bをドロ臭さやアンダーグラウンド感を抜いて受け入れられやすい形にしたうえでテレビのトークショーにまで出て大衆にアピールすることで成功したように
ビーイングは時代の流れを読んで、歌謡曲的メロディーとロックサウンドを融合させ当時隆盛のカラオケで受け入れられやすい楽曲を生み出し、その口ずさみやすい覚えやすいメロディーおCM曲として投下することで成功を収めた。
モータウン、ビーイングともに時勢を見極め、世の中に受け入れやすい形を模索し続けた。
その結果がビーイングの「洋楽の影響を消化したド真ん中歌謡曲」
だからオレは
音楽に詳しいはずのライターとかが、管理された作り上げられた、とかいうキーワードでビーイングを批判してるのが不思議だった。
ビーイングが目指してるもの、手本としてるものがモータウンであることは有名だから知ってるだろうに、そのやり方を批判することはモータウンの方法論も全否定してるようなもん。
ライターとかみんなモータウン好きな人多そうなのにな。