11/11/21 04:59:00.94 NdMsV9pz0
>>356
> つまり、プルトニウムを1個ぐらい吸い込んでも、その人が生きている間にその放射線を浴びる確率はゼロに近い
> と考えていいですか?
Yes。
1粒なら、一生のうちにはまず崩壊しないわ。
まぁでも…
ほぼ全ての人間が、すでに肺に何万粒ものPuを入れてるから(もっと入ってるかも。
大抵の人は多少は被曝するわ。
Puの一つも入っていない肺なんて、赤ちゃんくらい。
なかなか崩壊しないのはUも一緒。
PuやUはあまり崩壊しないので、「個数当たり」ではあまり放射線を出さない。
だから肺に入ったり経口で摂取したりしても、「個数当たり」では放射線の毒性は少ないわ。
同じBqなら崩壊しにくい物の方が「個数」が増えるから、「Bq」当たりでは放射線の毒性あまり変わらない。
なので、実はUは放射線の毒性よりも「重金属」としての毒性の方が強いわ。
特に「催奇性」が強いので、放射線よりもそちらを注意すべき。(劣化ウラン弾の話。
Puについてはよくわかっていないけれど、おそらく重金属毒性はUと同程度に高い。催奇性も。
だから、PuやUの話をするときは、「放射能」よりもむしろ「重金属」として考えて。
濃縮の仕方も他の「重金属」に似てる。
食物連鎖の上位や、特殊な植物に濃縮する。海獣類、ヒジキなどが怖い。
ホットパーティクル仮説は間違いで、一粒吸ったら死んでしまうということはないけれど、
毒性が高い物質なのは間違いないわ。