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◆橋本首相は日本を守ろうとしていた
しかし、ダボス会議参加者のいうように、日本は何もしていなかったのだろうか。橋本龍太郎首相は一体、何をやっ
ていたのだろうか。
橋本首相は、実は日本という国の利益になる政策をとっていた。たとえば、次のような経済政策が実施された。
1 大蔵省解体を防ぐ 日本経済を守っていた大蔵省を、外国は解体しようとしていた。それに対して、橋本首相はの
らりくらりと対応し、大蔵省の解体を最小限にくい止めた。
2 ビッグバンを遅らせる 金融ビッグバンに抵抗した。ビッグバンとは金融自由化と呼ばれるが、簡単にいえ
ば、日本の資産を外国に流出させ、外国の銀行などが日本の金融界を乗っ取ることがで
きるようにするものである。
これに対して橋本首相は、その実施直前に、東京証券市場{とうきょうしょうけんしじょう}
に公的資金を投入して抵抗したのだった。
3 財政再建にこだわる 財政再建にこだわった。海外からは減税しろという圧力がかかっていたが、減税で
は日本経済は復活しない。もし税を減らすなら、赤字国債、つまり借金をしなければな
らない。そこで、橋本首相は財政再建にこだわったのである。
橋本首相は、要するに、日本の国益を守ろうとしたのだ。だが、まさにそのために、彼は総理の座から引きずり下ろ
されることになったのである。
グローバリストたちは、世界を自分たちの基準で統一しようとしている。だから、各国の利益を守ろうとする人々は彼
らにとって邪魔者でしかない。
橋本首相は、参議院選挙後、親しい財界人に「やられちゃったよ」と述べたという。
日本の国益を守ろうとした橋本龍太郎は、世界統一規格を狙うグローバリストたちに「やられちゃった」のである。