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5年前の11月の、北海道洞爺湖のほとりの写真館の一家心中事件が可哀相だった。
小さな町の写真館だったのに、近年のデジカメのあおりを受けて経営がどんどん悪くなって、
経済的に貧窮して事件が起こる前の最後の2週間は電気も止められてしまっていた。
ご主人は電気代の3千円を知人に借りに行ったらしい。
今はもう見られなくなっているけど、事件の後もしばらくの間お店のホームページが見られてた。
最後の希望で当時最新式だった機器を購入したらしく、その機器でお店の売り上げが伸びるのを期待している風で、
とても明るいホームページだった。
無理心中は母親による犯行で、亡くなったのはご主人と小学6年生の娘さんとご主人の母親。
娘さんが学校に登校して来ないことを不審に思った知人が警察に連絡。
警察が訪ねていくと、母親が玄関で「今部屋が散らかっているのでちょっと待ってて下さい」とひと言告げて部屋の中へ。
その直後に首を吊った。
無理心中は本当に悪いことだけど、
一家の背景にある経済的な事情と美しい洞爺湖の風景とを思うと、本当に可哀相だったな。