11/10/21 02:02:18.84 +rtAlnwm0
外貨準備金というのは、正確に言うと税金とは違う性質の「お金」。
経済と言うものを少し乱暴だけど簡単に整理するね。
税金と外貨準備金の違いですが、
税金と言うのは、国内において得た利益の割合で収められる通貨です。
輸出、輸入をする際には「ドル」等の外貨で行われますが、
日本は資源を持ちませんから、海外から資源(材料)を買って来て、
日本国内で加工し、海外に輸出することで外貨を得ています。
技術大国として世界に名高い「日本」ですw
材料+加工費で「加工費」が大きい価値を認められているわけです。
輸出をしている企業においての外貨キャッシュフロー(余剰金)が
積みあがっていく事は議論の余地もないですね。
積みあがった外貨で輸入し、国内で売る。
日本国民は高々1億3000万人程度ですから、貿易黒字が積みあがりますw
(モット贅沢をすればいいんですが、国民性でしょうねw)
国内で流通している「お金」を国際的な貨幣レートとすり合わせている機関が日銀です。
積みあがった貿易黒字によって、「円」と言う通貨が異常に高くなった場合に
「ドル」を買い貯めたものが、外貨準備金です。
即ち、日本が経済成長を続けてきた上で、
日本と言う国の価値が高くなりすぎないよう、ブレーキを掛けてきた総和であり、
コレは国民の貯金ともいえるものです。
震災復旧の為に必要な材料を外貨準備金で補う。
これで税金による国民負担は軽減できると言うのは当然の事ですね。
なんなら、東北3県の為にタンカーで灯油、ガソリンを無料配布するなんてことも、
外貨準備金で楽に出来ます。
過去に日本人が頑張って来た貯金を使うことに何のためらいがあるのでしょうか?