11/11/23 07:22:38.94 w2YFeh9U0
そうなんだよね。
あと、別スレにも書いたけど、宗谷と宗谷の乗組員の名誉に掛けていおう!
宗谷が1次で接近不能海域に単独で辿りつけたのは、そもそも宗谷の強運と乗組員の操舵技術による奇跡だから。
現在の南極観測船しらせが12,000トンクラスの船に対して、宗谷は2,000トンクラスの小さい船。
これだけでも、宗谷が常識外に小さい船だったことがわかる。
動力伝達も宗谷はエンジン直結により、前進後進のときに一旦スクリューを止めるから氷を巻き込み破損しやすかった。
その宗谷が列強各国の船が辿り付けなかった接近不能だったのはなぜか?
ドラマでは、キムタクアドバイスで氷海を一旦脱出しているが、そもそも氷に閉じ込められていて脱出など出来るわけがないw
史実では、宗谷船体の斜め横に小さいクラック(氷の割れ目)を発見。
通常、クラックに船体を入れることはない。
なぜなら、氷で船体が傷付けば浸水沈没、クラック自体圧力がいつ関わるかわからず船体が押し潰される危険があるから。
それでも、宗谷の強運に掛けて船首を入れると、クラックが広がっていき船体が何とか通れる道となった。
しかも、その道は目指す目的地に向かい水平線の彼方まで続いた。
まさに、神が宗谷を誘う道となり、船員や観測隊からは「神の道」と呼ばれた。
操舵技術で神の道を進み、宗谷が後の氷が閉ざされていっても、正面の道は閉ざされなかった。
そうして、接近不能と言われていた海域に世界初の船として到達。
日本の苦難の中でも諦めない底力と奇跡、ここにあり!
ドラマでちゃんと描いて欲しかったな。
その低スペックと過去最悪と言われる悪気性悪条件のダブルにより、2次のとき失敗している。
これも前回のドラマでは、ちゃんと描かれてない。
船体破損、飲料水系統破損、燃料欠乏、スクリュー2基のうち1基破損の中など、その他致命的な中でも宗谷と宗谷乗組員は最後の最後まで諦めてはいなかった。
人命優先で最後は犬をおいて撤退だけど、そういった部分をドラマはないからスレを読むと勘違いされしまう。
宗谷と宗谷乗組員は、ギリギリ以上のギリギリまで粘ったんだよ。
それをわかって欲しい。