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(199)愛子さま「お付き添いなし」続かず 1年で最初に皇族が爪を切る日は?
2011.10.1 07:00 (3/5ページ)
両陛下は30日、10月1日に山口市で開催される「第66回国民体育大会」の総合開会式臨席などのため、
羽田から特別機で山口県に入られた。県によると、両陛下の山口県ご訪問は平成6年以来17年ぶり。
初日は到着後、県庁で県勢概要を聴取した後、山口市の大内光輪保育園を訪問し、園児らの活動をご覧になった。
陛下は28日、皇居・生物学研究所近くの水田で、毎年恒例の稲刈りをされた。
皇居の稲はすべて「平成20号」「平成19号」など遺伝的な系統が細かく分類されている。稲刈りの際、
陛下はあぜ道に稲穂が1本落ちているのに気づいて拾ったが「(すでに刈り終えた稲の束と)一緒にしないほうがいいね」と
側近に話された。落ちていた稲穂がどの系統のものか分からないため、ルーツの異なる稲が混ざらないようにというご配慮だったのかもしれない。
陛下が科学者としての一面を見せられた場面だった。
皇太子さまは26日、徳川美術館(名古屋市東区)を訪れ、開催中の特別展「宮廷の雅-有栖川宮家から高松宮家へ」を鑑賞された。
同展では、跡取りがいなかった有栖川宮家から、大正時代に祭祀(さいし)や宝物を継承した高松宮家に伝わる、
書画や食器類などのゆかりの品々を展示している。
今回、皇太子さまは日本中世史の研究の一環として同展を訪問された。名古屋訪問は日帰りで、
まさに「じっくりと展覧会を見るため」のスケジュール。記者の取材範囲も最小限に抑えられ、
皇太子さまのご関心の強さがうかがえた。
それもそのはず、皇太子さまはこの展覧会では、学習院大学史料館の客員研究員としてかかわっており、
「徳仁親王」の名前で同展の図録の解説文数カ所を執筆されているのだ。
天皇陛下の叔父にあたる大正天皇の三男、高松宮宣仁親王が持っていた「御爪箱」の解説では、
「爪を切る道具を納めた漆塗りの方形の箱。皇族が幼少時(7歳ごろまで)に使用する。
(中略)なお、皇室では1月7日の七草の日に、七草を入れた水に手を浸し、その年最初の爪切りを行う習慣がある」と記された。
皇室の方々の生活が垣間見える興味深い文章だ。