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蒲生（かもう）郷太鼓坊主、25日ソウル公演
今年で結成25周年を迎える姶良市の太鼓集団・蒲生郷太鼓坊主が25日、韓国のソウル市で開催される
「日韓交流おまつり 2011 in Seoul」 に参加する。1986年の結成以降、両国の音楽交流だけでなく、
小中高生のホームステイを通して草の根交流を続けるなど長年の活動が評価され、同実行委員会から
打診があった。
日韓国交正常化40周年を祝い2005年にスタートした祭りで、７回目。昨年は約７万人の観客が訪れた。
太鼓坊主３代目会主の村田好広さん（36）は 「両国の若者らが国境のない音楽を通して心の扉を
取り外し、笑顔でひとつになる場を提供できれば」 と意欲を見せる。
日本からは、青森のねぶたや秋田の竿燈 （かんとう） 祭りなどとともに参加。村田さんら10人が
4、5曲を演奏する。前日の24日には、ソウル・ドラムフェスティバルでも公演の予定。
太鼓坊主はこれまで韓国やシンガポールなど５カ国で、約10回の海外公演を経験。世話役の田中久嗣
さん（54）は 「培ってきたものをさらにステップアップするために、新しい人たちとの交流を進め
ていきたい」 と話す。
南日本新聞 (2011 09/12 21:23)
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