11/08/21 01:52:47.88 uIdewnaJ0
社会学マスコミ専攻の準教授です。
今、歴史の転換点の一つになるかもしれない出来事を目撃しているのだと思うと、神経が高ぶって眠れません。
ネットは新聞、テレビに続く第三のメディアとして位置づけられ、しかも、元来がマスコミではなく
限られた者同士のソーシャルネットとしての性格を有していました。
ネットの広がりにより、伝播力は強化されたとはいえ、その影響力はマスコミとは比較にならないとされていました。
ジャスミン革命やエジプト革命も、ネットで生まれた芽を、マスコミが育てるという相互の協力体制がもたらした成果でした。
それが、今回は第二のメディアと第三のメディアが正面から激突するという構図を描いています。
さらにいえば、高岡騒動を記事として取り上げているのは(かなり遠慮がちな取り上げ方ではありますが)
新聞社系ではない男性週刊誌ですし
デモの争点は第二のメディアが自己の影響力を悪用した偏向報道、つまり、メディアがメディアとしての
正当な機能を果たしていない点への追求です。
今回のデモが成功すれば、第三のメディアが第二のメディアを超える力を持った
ひいては、情報の流通の形がテレビ局から市民へという一方的なものから
独立した市民相互のものになるという、劇的な変化を起こす瞬間となるでしょう。
「お台場革命」は、文字通りの情報革命として、社会学上の歴史に残る事件となります。
学術的には以上ですが、個人的にもフジの偏向報道は腹に据えかねるところがありました。
フジ社員の知人の話によると、すでに社内は二つの派閥に割れており、デモの結果いかんで
親韓派閥を一掃できる状況にあるとのことです。
地方在住のため、デモには参加できませんが、影ながら応援しております。
フランス革命でも、国王夫妻をベルサイユからパリに連行したのは
パンをよこせと訴える家庭の婦人達のデモでした。
この国でも、同じく家庭の婦人達のデモから、新しい歴史の幕を開いて欲しいと願っております。