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福島 嘘と真実─東日本放射線衛生調査からの報告
著者:高田 純(札幌医科大学教授)
■A5判・並製 ■96頁(予)本体価格 1,200円(税別)2011年7月発行
世界の核災害地と比べて、福島の放射線衛生上の実被害は極めて低い。より厳しい核被災地や核汚染地が復興したり、
人びとが再定住している現実からしても、また、放射線防護学の見地からしても、福島県はもちろん、
福島20キロメートル圏内も必ず人びとが暮らせるようになる。その日は遠くない。(本文より)
主要目次
調査結果の概要
1 .2011年3月11日と直後
2 .震災当日から現地調査まで
3 .世界の核被災地調査で開発したポータブルラボ
4 .札幌~仙台間の放射線衛生調査(4月6日、7日)
5 .福島県民の甲状腺ヨウ素量の検査(4月8日、9日)
6 .福島第一被災原子炉20キロメートル圏内調査
7. 危険な範囲から安全な範囲まで線量6段階
8 .福島の被災者にレベルC以上はいない
9 .東日本の放射線は最初の60日間で急速に減衰した
10.チェルノブイリにならなかった福島の理由
11.家畜を見殺しにした菅政府
12.あらためてチェルノブイリの健康被害
13.内部被曝 福島の低線量と科学
14.政府災害対策本部の科学上の誤りと危険
15.未曾有の核災害はウイグル、核の黄砂が日本全土に
16.核被災地は必ず復興できる
新宿医師会での講演と質疑応答
〈付録 世界の核災害〉
チェルノブイリ事故災害/スリーマイル島事故/東海村臨界事故/広島核爆発災害 ビキニ核実験災害/楼蘭周辺での核爆発災害