11/07/05 11:57:19.90 NVpxv8RM0
出身北海道だから、教科書に数行書いてある程度の知識しか知らなかった。
修学旅行で、普段なにげなく名詞として使ってる言葉が差別用語にとられかねないから、
注意するようにって、本州の大学出身の先生に教わった。
関西の大学出身の日本史の先生から、雑談で差別の話聞いたよ。
大学のダンスパーティで壁の花になってた綺麗な女子学生さんがいて、
地元出身の同級生から、彼女はコレだから、と指で暗示されたと。
たぶん昭和30年代くらいの話で、昔のことなんだろうと思ってた。
転勤で大阪に住んで、そういう情緒的な物悲しい話ではないことを肌で知った。
町並みは小奇麗でも、どことなく雰囲気の違う異様な場所がある。
かつて先人が味わったせつなさを、純粋にどうにかしたいと思ってた人もいたろうけど、
大声で騒いで利益をかすめて食い物にしてる連中がいる事は確か。
小龍はそいつらの一味と知って、納得した。
間違った方法をとったために、自分たちで新たな壁を作ってた。
越えがたい、世間の常識との壁。
その中から世間に出た人たちは、相容れなくなってしまって故郷をなくすんだと思う。